[中小企業経営者のためのワンポイント解説]
「廃業・清算」~コンサルティングという観点からの『事業承継』とは?⑦~
コンサルティングという観点からみた「事業承継」と題した7回目の今回は、前回に引き続き、第1回でご紹介したタイプD(健全性が低く親族内後継者がいない会社)に着目します。 但し、現状がタイプDの会社であると判断しても、会社の健全性を高めて他のタイプの事業承継を選択する可能性もあり得ますので一度、外部専門家のコンサルティングを受けることも有用と考えられます。最終的にやむを得ず廃業・清算を選択する場合は以下のような手続きになります。なお、清算の際に債務超過である場合の取り扱いに関しては次回ご紹介いたします。
〈解説〉
税理士法人髙野総合会計事務所 三好誠司/公認会計士
【廃業・清算手続】
【廃業時の留意点】
①取引先への告知
②従業員への通知
③上記以外の関係者
税理士法人髙野総合会計事務所 「TSKニュース&トピックス」(2019年4月22日)より再編集のうえ掲載