会計事務所をM&Aで譲渡しようと思っています。会計事務所M&Aの一般的な流れを教えてください。[会計事務所M&Aの疑問(譲渡/入門編)]
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◇◆ 会計事務所M&Aの疑問(譲渡/入門編)◇◆
税務研究会では、会計事務所の事業引継ぎ(譲渡)を検討している税理士の方を対象に、全国各地で個別勉強会・相談会を開催しております。
個別勉強会・相談会の参加者から寄せられた質問の一部をご紹介いたします。
会計事務所をM&Aで譲渡しようと思っています。会計事務所M&Aの一般的な流れを教えてください。
一般的に、次のような流れで進みます。
①仲介契約の締結
②買手探索
③トップ面談の実施
④基本合意書の締結
⑤デューデリジェンス対応
⑥譲渡契約の締結・譲渡実行
⑦引継ぎ
上記①の仲介契約
の締結より、⑥の譲渡契約の締結までは、平均で7~8ヶ月程度の期間を要します。⑦の引継ぎは、3~6ヶ月間で完了させる場合もありますが、多くは1年程度です。
譲渡条件によっては、買手探索や条件交渉に想定よりも時間を要する場合がありますので、⑥の譲渡契約の締結(予定日)の1年半ほど前より、①の仲介契約を締結できるように余裕を持った計画を立てることをお勧めします。
なお、顧問先の離脱や従業員の退職を防ぐために、売手と買手が双方合意のもと、売手先生が譲渡先事務所に顧問として残り、数年間にわたり徐々に引継ぎを進めていくこともあります。その場合は、最終的な「引退」は、⑥の譲渡契約の締結後、さらに数年後ということになります。
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