後継者を募集したのですが、見つからないのでM&Aで譲渡しようと思っています。ただ、仲介会社に支払う手数料が高額であるということも聞きます。「手数料」とは、どのようなものなのでしょうか?
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◇◆ 会計事務所M&Aの疑問(譲渡/入門編)◇◆
税務研究会では、会計事務所の事業引継ぎ(譲渡)を検討している税理士の方を対象に、全国各地で個別勉強会・相談会を開催しております。
個別勉強会・相談会の参加者から寄せられた質問の一部をご紹介いたします。
従業員が3名の事務所の代表です。後継者を募集したのですが、
見つからないのでM&Aで譲渡しようと思っています。
ただ、仲介会社に支払う手数料が高額であるということも聞きます。
M&Aの「手数料」とは、どのようなものなのでしょうか?
仲介会社に支払う手数料は、会社ごとに異なります。
以下の点に留意して、各社の手数料を確認するとよろしいかと思います。
(1)手数料を支払うタイミング
手数料の種類として、一般的に「着手金」「中間報酬」「成功報酬」があります。「着手金」は、仲介契約時に支払う手数料で、成約しなくても返金されないことが多いです。「中間報酬」は基本合意締結時に、「成功報酬」は最終契約締結時に支払う手数料です。「着手金」「中間報酬」は仲介会社により設定していないことも多いですが、「成功報酬」はほぼすべての仲介会社で設定しています。これとは別に、「月額報酬」を設定している仲介会社もあります。
(2)「成功報酬」の最低報酬額
手数料の中で最も高額となるのが「成功報酬」です。大規模案件を手掛ける仲介会社では、成功報酬の「最低報酬額」が2,000 万円程度に設定されています。小規模案件を手掛ける仲介会社では、200 万円~ 1,000 万円程度に設定されていることが多いです。
なお、税務研究会パートナーズの手数料は、「成功報酬」のみで、成功報酬の「最低報酬額」は、200 万円(税別)です。※2025 年11 月時点
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