事務所の譲渡を考えていますが、同じエリアの税理士には知られたくありません。知り合いに知られずに譲渡することはできますか?[会計事務所M&Aの疑問(譲渡/入門編)]

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◇◆ 会計事務所M&Aの疑問(譲渡/入門編)◇◆
税務研究会では、会計事務所の事業引継ぎ(譲渡)を検討している税理士の方を対象に、全国各地で個別勉強会・相談会を開催しております。
個別勉強会・相談会の参加者から寄せられた質問の一部をご紹介いたします。
事務所の譲渡を考えていますが、同じエリアの税理士には知られたくありません。知り合いに知られずに譲渡することはできますか?
知り合いに知られずに譲渡することは可能です。ただし、思わぬところで情報が漏れてしまうこともあります。以下の点に注意して取り組んでみてはいかがでしょうか。
Point①「この人は口が堅いから」と考え、税理士仲間に相談することは控えた方がよいでしょう。相談された方が、悪気なく他の方に話してしまう可能性があります。同様に、たとえ気の許せる間柄だからといっても、顧問先の社長などに話してしまうと、そこから従業員経由で、事務所のスタッフまで情報が漏れてしまう、ということもあります。
Point②ノンネームシートに記載される情報はしっかりと確認しましょう。ノンネームシートとは、アドバイザーが譲渡先探索のために使用する資料です。事務所名は記載されていませんが、事務所規模や先生の年代など、事務所の概要が分かるものです。譲渡先を探索するうえで重要な資料ではありますが、ノンネームシートで事務所が特定されないように注意してください。
Point③最後に、当然ですが、秘密保持を徹底した信頼できる専門会社に依頼することも重要です。
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