「財務デューディリジェンスの具体的内容」について、教えてください。また、財務デューディリジェンスを実施した結果、「粉飾決算が発見された時の対応方法」を教えてください。
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「財務デューディリジェンスの具体的内容」について、教えてください。また、財務デューディリジェンスを実施した結果、「粉飾決算が発見された時の対応方法」を教えてください。
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A |
財務デューディリジェンスでは、譲渡対象会社の貸借対照表に計上されている売掛金やたな卸資産、買掛金、固定資産などの勘定科目ごとに、それぞれの残高が適正であるかどうかを確認する(実態貸借対照表の作成)という手続きがとられていきます。また、正常収益力や損益内容の把握、議事録や主要契約書の閲覧をするとともに、税務申告書や届出書、納付書等を確認して、税務リスクの特定を行います。さらに、保証債務等のオフバランス項目、担保設定、訴訟事件、後発事象等の有無の把握をしていき、対象会社を取得する際のリスクを特定していきます。こうしたリスクを把握することこそが、買主にとって最も重要です。
財務デューディリジェンスを実施した結果、粉飾決算が発見されることもあります。粉飾決算は融資を円滑に実行してもらうために‥‥‥
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