M&Aを検討しており、DDというのを聞きましたが、どのようなものですが?どの程度必要でしょうか。
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DDとは、デューデリジェンスと言われ、簡単に説明すると会社の調査です。
M&Aは会社の結婚と表現されることもありますが、誰かと結婚する時に初対面の人と今から結婚しましょうとは、一般的にならないと思います。結婚とは人にとってとても重要な意思決定であり、重要なことは吟味して(交際期間を経る等)行いたいのが通常です。
会社も同様で、M&Aは重要な意思決定であり、吟味する必要があります。取引関係を経て徐々に理解するという方法もありますが、取引関係では時間がかかり、またわからないことも多く残ってしまいます。そこで、DD(調査)を行うことで会社のことを短期間でよく知ることができます。
DDは財務、法務、税務、環境、不動産、IT、労務等様々な内容のものがありますが、一般的には財務DDが行われ、法務DDや税務DDも次いで多く行われています。期間は、開始してから3~6週間程度での報告となることが一般的で、短期間での調査となります。
主な目的は、①買収をやめるという意思決定をするほどに重要な事項の有無の把握、②買収価格に影響を与える事項の把握、③株式譲渡契約書に記載すべき条件の把握、④買収後の管理を行うために必要な事項の把握です。
買手企業はM&A検討時に売手企業の情報を入手しますが、‥‥
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