M&Aで自社の売却を検討しています。M&Aの進め方には「相対取引」による他、「競争入札」を行う方法があると聞きましたが、留意点をお教えくだい。
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M&Aで自社の売却を検討しています。M&Aの進め方には「相対取引」による他、「競争入札」を行う方法があると聞きましたが、留意点をお教えくだい。
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A |
非上場企業のM&Aは通常「相対取引」で行われます。買手候補1社に独占交渉権を付与した上で譲渡価額含めた条件交渉を行っていくのが通常の流れです。一方、業績のよい優良企業であれば「競争入札」を行ってよりよい条件を提示した先に売却を行うという手法も考えられます。通常のM&Aでも財務アドバイザーの起用が一般的となっていますが、自社で競争入札の手続きを行うのは難しいと考えられますので金融機関やM&Aの仲介会社を財務アドバイザーに選任し、入札手続きの進行を委託します。財務アドバイザーとしては相対取引よりも手間が余計にかかることから、あまり小規模な案件ですと入札の手続きは割に合わず、一般論としては入札を実施する会社は億円単位の利益が出る会社となります。
多数の候補者が集まれば競争原理でより高い価格が出る可能性も高まりますが、情報漏えいのリスクも高まる点には留意が必要です。入札に参加すれば、‥‥‥
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