親族内承継が難しく、外部の買手も見つからなかったため、「社内の後継者への承継」を考えています。しかし、「会社の株式の買取」が最大のネックとなっています。会社の株式の買取が資金面で困難な場合に、考えられる他の事業承継の方法はありますでしょうか。
[関連コンテンツ]
Q |
親族内承継が難しく、外部の買手も見つからなかったため、「社内の後継者への承継」を考えています。しかし、「会社の株式の買取」が最大のネックとなっています。会社の株式の買取が資金面で困難な場合に、考えられる他の事業承継の方法はありますでしょうか。
[関連コンテンツ] |
A |
ご質問の事例と類似する実例で事業承継が上手く進んだケースをご紹介します。
事業承継の際に、通常一番に考えるのが親族内承継ですが、売手企業(A社とします)は、ご質問の会社と同様に親族内での事業承継ができませんでした。次に考えたのがM&Aにより買手企業への株式の譲渡ですが、取引銀行、M&A仲介会社を通しても良い買手企業が見つかりませんでした。
後継者として社内の後継者を社長としたとしても株式の買取は難しいため、社長はA社の清算を考えていました。 清算を決意し、先代から付き合いのある取引先B社社長に相談したところ、B社にとってA社への売上は大きいため、A社がなくなることは大きな痛手であり、自分も出資するので、販売部門だけでも買取らせてくれないかとの打診がありました。
それをきっかけに専門家に相談のうえ下記スキームによる‥‥‥
|
質問には会員登録(無料)が必要です。