通常M&Aでは、売り手企業やファイナンシャルアドバイザーが買い手企業へ接触を始める段階では、対象会社を特定できる情報(固有名称等)は開示されず、事業規模や概要情報のみが提供されることが一般的である。この段階で買収に関心を持った買い手企業がさらなる検討を進めるために署名・差入れを求められる書面がNDA(Non-disclosure agreement:秘密保持契約書)と呼ばれるものである。
NDAは、買い手企業が売り手企業及び対象会社に対して、提供された情報をM&Aの検討目的以外に使用しないこと、第三者に漏洩しないこと等を誓約するものである。買い手企業は、買収対象会社のより具体的な情報(例:インフォメーションメモランダム)に基づき、さらにM&Aを次のステップを進めるかどうかの判断を行う。
解説:株式会社Stand by C
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