IM(Information Memorandum)は、売却対象となる事業もしくは子会社等に関する情報を詳細に記載した資料のことです。買手企業はインフォメーション・メモランダムに記載されている情報を元に買収企業の価値を算定し、次のプロセスに進むか否かの判断をします。
インフォメーション・メモランダムは一般的の売手側企業のアドバイザーが作成することが多く、売手側企業のアピールポイントが強調され、M&Aにとって好ましくない事実は記載されないなど正確性に疑念が生じます。そのため会計士などを活用し記載内容を確認し分析することが一般的です。
解説:氏家洋輔(公認会計士・中小企業診断士)
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