用語解説

割引計算における期央主義 とは

各年度のキャッシュフローは、全て期末に⼀括して⽣じたものでなく、年間を通じ徐々に発⽣する性質のものと考えられる。各期のキャッシュフローが1年間を通じて平均的に発⽣する(1年を通じて毎⽇同じ⾦額だけ発⽣する)ものであるならば、割引計算上は期央に発⽣した場合と同様に扱うことができると考えられる。すなわち、「べき数」を123、…ではなく0.51.52.5、…として割引を⾏う。

 

 

解説:野村昌弘(公認会計士・税理士)

 

[関連ワード]

・割引率の算定

・DCF法(ディスカウンテッドキャッシュフロー法)①