• 2019.04.12
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詐害行為、遺言存否の調査方法(相続実務における法務上の留意点)

「実務事例から学ぶ 税理士が押さえておくべき『相続実務における法務上の留意点』」2/13

 

 

 


【事例③】詐害行為

自営業の父は金融機関から6000万円の借金をしていますが、先日、癌にて入院し、癌保険が1000万円、父の口座に入金されました。余命半年と宣言された父は、どうしても、この1000万円を娘の私に残しておきたいということで、過去に父が叔母(父の姉)から1000万円を借りたことにして、その返済という形で叔母に渡し、叔母から私に渡してほしいと叔母と相談しているようです。このようなことは認められるのでしょうか?父には他に財産はありません。

もし、本当に父が叔母から1000万円を借りていた場合に、父が叔母にだけこの1000万円を返済することは許されるのでしょうか?

 


【事例④】遺言存否の調査方法

被相続人が生前に遺言を作成していたかどうかを調査する方法はありますか?

 


 

「実務事例から学ぶ 税理士が押さえておくべき『相続実務における法務上の留意点』」より
2019年2月6日収録

 

 

【全13回】

第1回 遺産分割協議での留意点、相続債務への対応策

第2回 詐害行為、遺言存否の調査方法

第3回 不動産の処分と登記

第4回 相続権の剥奪、財産の使い込みに対する事前対策

第5回 葬儀費用・祭祀費用等、財産の使い込みに対する打開策

第6回 特別受益の範囲

第7回 財産の使い込みに対する解決策、クレームを封じる遺言作成方法

第8回 遺言の分配に関する事前合意等、自筆証書遺言作成時の留意点、相続人による家屋使用権

第9回 遺産分割協議のやり直し

第10回 相続人に対する遺贈、遺留分を巡る諸問題

第11回 特別受益の持ち戻し免除の意思表示、配偶者居住権

第12回 遺留分の放棄、遺言がある場合の遺産分割と遺留分

第13回 特別の寄与、遺産分割中の預貯金の払い戻し

※順次配信予定(上記のうち一部を公開予定)

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