用語解説

DES(デット・エクイティ・スワップ)② とは

DES(デット・エクイティ・スワップ)は、既存債務を株式に転換する再生手法である。DDSと異なり、決算書上も負債が資本に振り替わるため、負債が減少し、自己資本が充実することから、債権放棄に近い抜本的な再生手法であるといえる。ただし、DESを導入する場合には、会社法上のさまざまな手続が必要となるため、種類株式の設計等を含め、弁護士、公認会計士および税理士等の専門家を交えて協議することが必要となる。

 

 

解説:氏家洋輔(公認会計士・中小企業診断士)