会社の税務リスクに関する詳細な調査です。
会社を買収すると、基本的にはその会社の過去の税務処理について買い手が引き継ぐこととなります。過去の税務処理が誤っていると、思わぬ追加税金の発生があり得ますので、会社の過去の税務申告を分析し、税務リスクの程度を確認する必要があります。
税務リスクには例えば以下のようなものがあります。
・税務申告が適正ではないため、過小申告・繰越欠損金の過大計上がなされている。
・関係会社間取引について、寄附金認定・移転価格税制適用による追加税金発生があり得る。
・過去の税務調査で指摘されているにもかかわらず、対応策がない。
・税務処理能力があまりないため、買収後に新たな間違いをしてしまう。
解説:清水寛司(公認会計士)
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