用語解説

M&Aにおける簿外債務 とは

簿外債務とは、貸借対照表(B/S)に計上されていない債務(借金や未払金等)を意味し、会社の決算書を見ても把握できない(簿外)債務を言う。M&A時において買収対象会社に簿外債務が存在する場合は、その債務がどのくらいの金額的影響があるかを把握して、買収価格等に織り込む必要がある。

 

代表的な簿外債務としては、役員や従業員の退職金の引当て不足、未払残業代、訴訟等によって将来発生する可能性がある債務、回収不能の売掛金/貸付金の引当て不足等がある。

 

 

解説:株式会社Stand by C

 

 

 

[関連ワード]

・M&Aにおける未払残業代

・法務デューデリジェンス