• 2020.09.26

個人が共有持分を分割した場合の所得税の取扱い【解説ニュース】

『個人が共有持分を分割した場合の所得税の取扱い』についての解説記事がアップされました。

 

他の人と共有している不動産などを分割して単独の所有物にする場合、所得税の課税が心配になることがあります。今回は共有物の分割についての所得税がかからない場合の取扱いをまとめました。

 

 

[解説]

税理士法人タクトコンサルティング(山崎 信義/税理士)

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.24

M&A取引の税務ストラクチャリング【M&A担当者のための 実務活用型誌上セミナー『税務デューデリジェンス(税務DD)』】

『M&A取引の税務ストラクチャリング』についての解説記事がアップされました。

 

M&A担当者のための 実務活用型誌上セミナー『税務デューデリジェンス(税務DD)』の第2回目は、『M&A取引の税務ストラクチャリング』です。

 

 

[解説]

税理士法人LINK 公認会計士・税理士 長野弘和

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.24
  • M&A案件

M&A案件情報(譲渡案件)(2020年9月24日)/電気工事業(中部)、飲料製造業(中部)、設備工事業(中部)

M&A案件情報(譲渡)がアップされました。

-以下のM&A案件(3件)を掲載しております-

 

●店舗・公共施設・工場等の電気工事業者

[業種:電気工事業/所在地:中部地方]

●有資格者在籍、地元に根差した建築工事業者

[業種:建築工事業/所在地:中部地方]

●研究開発力、技術力に強みのある飲料メーカー

[業種:飲料製造業/所在地:中部地方]

 

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.23

M&A各種資料サンプル「買主側から見た『財務デューデリジェンス』の実施手続きと見るべきポイント(例)」(資料データ)

M&Aに関する各種資料サンプルデータ公開中です。

※ダウンロードには会員登録(無料)が必要です。

「買主側から見た『財務デューデリジェンス』の実施手続きと見るべきポイント(例)」資料データ!  M&Aに関する各種資料サンプルのひな形データ公開中!

 

 

 

 

 

 

[ご利用にあたって]

※本ページのひな形は、あくまでも一例となっております。使用する内容にあわせて、文言などを適切に追加・修正・削除してご利用ください。法令等は改正等される場合もございますので、ご使用の際には専門家に相談することをお勧めします。

※契約書等のひな形の使用結果について、著者及び株式会社税務研究会は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

※本ページは、予告なく公開を終了する可能性がございます。

  • 2020.09.23

PPAで使用する事業計画とは?【経営企画部門、経理部門のためのPPA誌上セミナー】

『PPAで使用する事業計画とは?』

についての解説記事がアップされました。

 

経営企画部門、経理部門のためのPPA誌上セミナー第9回です。

第9回目は、『PPAで使用する事業計画とは?』です。本解説シリーズは、PPAに豊富な実績のあるStand by Cの専門家の方々が解説いたします。

 

[解説]

株式会社Stand by C(大和田 寛行/公認会計士・税理士)

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.23

特定生産緑地制度の税務上の留意点について【解説ニュース】

『特定生産緑地制度の税務上の留意点について』についての解説記事がアップされました。

 

市街化区域内にある一定の農地である生産緑地は、指定から30年を経過すると、宅地化が可能になります。一方、再指定を受ければ特定生産緑地として営農を続けることができます。今回は、この場合の税務上の留意点について、まとめました。

 

 

[解説]

税理士法人タクトコンサルティング(猪狩 祐介/税理士)

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.15
  • M&A案件

M&A案件情報(譲渡案件)(2020年9月15日)/パッケージソフトウェア販売(関東)、電気機械器具卸売業(関東)、設備工事業(関東)

M&A案件情報(譲渡)がアップされました。

-以下のM&A案件(3件)を掲載しております-

 

●物流に特化した運行支援システムの販売

[業種:パッケージソフトウェア販売/所在地:関東地方]

●安定した取引先を持つ、蓄電池の中間流通業

[業種:電気機械器具卸売業/所在地:関東地方]

●【高い収益性を確保】建築設備を対象とした設備工事業を行う

[業種:設備工事業/所在地:関東地方]

 

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.14

法人が匿名組合契約により営業者に金銭出資している場合の出資金の相続税評価【解説ニュース】

『法人が匿名組合契約により営業者に金銭出資している場合の出資金の相続税評価』についての解説記事がアップされました。

 

不動産に対する集団投資スキームの一つ、匿名組合方式を通じた出資について、投資家側で相続が開始した場合、その相続税評価が問題になります。今回は、実務上の取扱いについてまとめました。

 

 

[解説]

税理士法人タクトコンサルティング(山崎 信義/税理士)

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.11

財務デューデリジェンス「損益項目の分析」を理解する【後編】 ~原価計算の分析、販管費の分析、営業外・特別損益の分析~【失敗しないM&Aのための「財務デューデリジェンス」】

『財務デューデリジェンス「損益項目の分析」を理解する【後編】 』についての解説記事がアップされました。『失敗しないM&Aのための「財務デューデリジェンス」』シリーズ連載の第4回目の解説です。

 

 

[解説]

公認会計士・中小企業診断士  氏家洋輔

 

 

 

 

 

  • 2020.09.10

DCF法における価値評価(バリュエーション)のポイントとは?【M&A担当者のための実践講座『価値評価(バリュエーション)』】

『DCF法における価値評価(バリュエーション)のポイントとは?』についての解説記事がアップされました。

 

M&A担当者のための実践講座『価値評価(バリュエーション)』シリーズの第3回目は、『DCF法における価値評価(バリュエーション)のポイントとは?』です。

 

[解説]

公認会計士・税理士  中田博文

 

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.09

借地人の建物を地主が取壊した際の費用をめぐる税金トラブル【解説ニュース】

『借地人の建物を地主が取壊した際の費用をめぐる税金トラブル』についての解説記事がアップされました。

 

借地人の相続開始に伴い借地契約の解約、借地人の建物収去の問題で、借地人側に資力がないとき、地主側で建物を取壊す場合には、借地人名義の建物の収去費用について税金トラブルになることがあります。最近の裁決事例から、問題点を探りました。

 

 

[解説]

税理士法人タクトコンサルティング(遠藤 純一)

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.08
  • 専門家情報

赤字、債務超過に積極的に取り組んでいる!「M&A・事業承継と事業再生」のM&Aアドバイザリー  ーU&FASー【M&A専門会社紹介】

 

大手会計ファーム出身の公認会計士で構成されたM&Aアドバイザリー。品質、スピード、誠実性に拘りを持つとともに「M&A・事業承継と事業再生」のプロフェッショナルとして赤字や債務超過の企業をも支援しているのが同事務所の最大の特徴。今回は、同事務所代表の氏家洋輔氏に、同事務所の特徴やクライアント先のニーズ、事業再生を絡めた赤字や債務超過のM&Aなどについてお話を伺いました。

 

 

U&FAS 代表 氏家洋輔 氏

 

 

赤字、債務超過に積極的に取り組んでいる!M&A・事業承継と事業再生専門の事務所


――:まずは、貴所(U&FAS)のご紹介をしていただけますでしょうか。

 

氏家:当事務所は、M&A・事業承継と事業再生の支援を行う会計・財務アドバイザリーの事務所です。2019年の設立以来、M&A・事業承継支援と事業再生支援の2軸でサービスを展開しております。

 

 

 

――:貴所の特徴や強みを教えていただけますでしょうか。

 

氏家:当事務所の特徴は、「赤字・債務超過」に積極的に取り組んでいるということです。また、M&Aを専門としている同業者は多いですが、事業再生を専門としている同業者はあまりいないと思います。さらに、M&Aと事業再生のどちらも専門としているとなるとかなり限られると思います。この「赤字・債務超過に積極的に取り組んでいる」「M&A・事業承継と事業再生を専門にしている」というのが当事務所の最大の特徴だと思います。

 

 

 

――:たしかに、「赤字・債務超過に積極的に取り組んでいる」「M&A・事業承継と事業再生を専門にしている」というのはあまり聞かないですね。

 

氏家:はい、そうだと思います。この分野を専門にするには数多くの経験が必要ですからね。私は、公認会計士として、大手の監査法人で東証一部上場企業、売上高数兆円規模の大企業や銀行の監査を経験し、その後M&Aや事業再生の部署で計10年の修行を積みました。1つの部署でM&Aと事業再生のどちらも提供しており、どちらの業務も経験できたのが良かったのだと思います。しかも、運よく有名な先生の下で修行させて頂いたのですが、それが自分の財産になっていると思います。その先生は品質とスピードに非常に拘りのある方で、今の私の基礎となり強みになっているのだと思います。また、数多くのM&Aや事業再生のサポートをしてきましたが、製造業、小売業、建設業、卸売業、IT、サービス業、医療福祉、運送業など多種多様の案件に携わったことも現在の業務に活かされているだと思います。

 

 

 

――:どのようなクライアント先からのご相談が多いのですか。

 

氏家:よく見聞きすることですが、事業承継やM&Aを検討したいと依頼があって、中身を見てみると、実は業績が厳しい状況であるということは少なくありません。赤字や債務超過であった場合に、買手を探すのが難しいとのことで専門家から断られる場合や、アドバイザー契約を結ぶものの、あまり進捗しないことも多いようです。我々の事務所には、そんな業績の厳しい会社と直面したM&Aの専門家から相談されるケースが多いですね。上場しているコンサル企業や、外資系の大手コンサル企業から相談を頂いた時はびっくりしました。

 

 

 

――:専門家からの依頼が多いということは、やはり、赤字や債務超過の企業のM&Aは専門性が高く、業務対象としている税理士や公認会計士は少ないということなのでしょうか。

 

氏家:はい、そうだと思います。しかし。このような専門家からお話を頂く一方で、U&FASは開業2年目で広告も出しておらず、まだまだ認知度が低いため直接企業様からご連絡を頂くことはあまり多くないのが現状です。当事者である企業様もどこに相談するのがよいのか悩まれていることもあるかと思いますので、ぜひ、「赤字、債務超過ならU&FAS」と覚えて頂けると有難いですね(笑)。

 

 

 

 

赤字や債務超過の会社でも事業再生の視点を加えることでM&Aできるケースも


――:事業承継やM&Aで事業再生が活用されるケースが少ないとのことですが、それはなぜでしょうか。

 

氏家:事業承継やM&Aの局面で、売りに出ている企業は様々あるものの、買手側のニーズとしては業績の良い企業が好まれているのが現状です。理由は大きく2つあると思っていて、1つ目は買手側にとって計算がしやすいことだと思います。例えば営業利益が安定して毎年5千万円出て、今後もそれが続くことが想定される。簡便化して考えると1億5千万円での譲渡であれば3年で投資が回収できるということが計算できます。一方、営業利益が△1千万円の会社を買収しようとした場合、現状のままでは赤字ですので、これを改善して利益が出るようになる、又はしなければいけない。どの程度の利益が出せるかという見積は、経験や専門性が必要となるので、赤字企業を立て直すことを前提としたM&Aはやはり買手側からは計算が難しく、敬遠されやすいように思います。

 

もう1つは、仲介企業や専門家の問題だと思います。売手と買手をマッチングさせる業者は、譲渡金額×数パーセントを成功報酬として得ることが一般的です。赤字企業よりも黒字企業の方が譲渡金額が大きくなるので、結果として報酬額も大きくなり好まれやすいですね。

 

他にも、赤字や債務超過企業のM&Aでは、銀行を巻き込んだり、スキームも特有のものになるため、専門能力が必要となりますが、それらの専門能力を持ち合わせた専門家が少ないことも要因だと思います。

 

 

 

――:そうすると、赤字や債務超過の会社はM&Aを選択肢に入れることはやはり難しいのでしょうか。

 

氏家:業績の良い企業と比較して、赤字や債務超過の企業の買手を探すのが難しいということは事実です。先ほど申し上げたように、買手企業からも、仲介企業からも黒字企業の方が好まれますので。では、赤字や債務超過の企業はM&Aをできないかと言われると、そんなことはなく、可能性は十分にあります。ただ、そこには事業再生という観点を加えることが必要になってきます。

 

 

 

――:事業再生の視点を加える必要があるとのことですが、赤字や債務超過の会社のM&Aについてもう少し詳しく教えて頂けますか。

 

氏家:赤字や債務超過の会社とのM&Aを成約させるために考えられるケースは3つあると思います。

 

1つ目は、赤字や債務超過のまま買収するケースです。これは、買手企業にとって、相当なシナジー効果を期待できる場合等が想定されます。赤字や債務超過のままM&Aを行うため、譲渡金額は比較的小さくなります。

 

2つ目は、時間的に余裕がある場合に限られますが、自力での事業再生を行い、企業価値を高めた上でM&Aを行うケースです。事業再生により黒字化や債務超過の解消が達成されていれば、業績の良い企業としてのM&Aが可能となります。債務超過が解消されていなかったとしても、見栄えはよくなりM&Aの可能性は上がることになります。

 

3つ目は、第二会社方式というスキームがあります。恐らく聞きなれない単語だと思いますが、簡単に申し上げると既存借入金の債権放棄と、身軽になった会社の売却を同時に行うスキームです。もう少し詳細に申し上げると、新たにB会社を設立し、そこへ残す事業を会社分割や事業譲渡で移転させ、既存のA会社を借入金を含めて特別清算する、そしてB会社はM&Aにて売却するということを同時に行います。これによって金融機関からの借入金を大幅に縮小して、優良な事業のみを第三者に売却することが可能になります。このスキームによって、残したい優良な事業と従業員等を残すことができるようになります。ただし、金融機関に債権放棄をお願いするため、必要な分析、債権放棄の合理性、買手企業の適切性等を金融機関に対して行う必要があります。

 

 

 

――:特に、3つ目のケースでは非常に複雑なスキームと、分析が必要になるのが想像できますね。

 

氏家:はい。ここまでくると高度な専門性が要求されてしまいますので、やはり事業再生に強い専門家へ依頼する必要がでてくると思います。

 

 

 

 

同業からも頼られる赤字や債務超過の要素が含まれる「財務デューデリジェンス」


――:貴所の具体的なサービスラインについて教えてください。

 

氏家:当事務所のサービスラインは「M&A支援と事業再生支援」、それにプラスして「CFO支援」があります。

 

 

 

――:M&A支援と事業再生支援のサービスについて詳しく教えていただけますか。また、クライアントからはどのような依頼が多いですか。

 

氏家:「M&A支援」では、スキーム検討、デューデリジェンス、バリュエーション等を売手側、買手側に対して支援します。M&A関連で依頼が多いのはやはりデューデリジェンスですね。買手側の依頼を受けて売手に対して財務DDをする場合も、売手側の依頼を受けてDD対応の支援を行う場合もあります。最近増えているのは、M&Aで入って蓋を開けると赤字や債務超過の要素が含まれている場合ですね。それらが絡むと一気に頼りにして頂ける感覚がありますね。クライアントからも、他の専門家や同業者からも。

 

「事業再生支援」では、金融機関からの支援であるリスケやDDS(※1)や債権放棄などを得るために、財務DD、事業DD、事業計画、アクションプランの策定がサービスラインとなっています。基本的には全部任せて頂ける依頼がほとんどですね。我々も期待に応えるために精一杯やらせて頂きます。財務面のみならずビジネス面でも社長と深くディスカッションを行って事業計画を策定していきますので、良い信頼関係が築けます。金融機関からの支援が決まった時は、良い事業は残せて、雇用も守れて、本当に感謝して頂けます。これが私の大きな原動力の1つですね。

 

※1 DDS(デット・デット・スワップ):既存の借入金を劣後ローンとして借り換える手法。会社の借入金額はDDSの前後で変更はないが、金融機関の中では劣後ローンは資本とみなすことができるため、金融機関の査定上有利に働く。

 

 

最近では新型コロナの影響で、特例リスケ(※2)の相談が増えています。特例リスケは、従来のリスケとは比べ物にならないぐらい簡単に金融機関からの支援が受けられる制度です。コロナの影響を受けて資金繰りが苦しい企業で、まだ特例リスケをされていない方は是非ご検討頂くのが良いと思います。

 

※2 特例リスケ:正式名称は「新型コロナウイルス感染症特例リスケジュール」。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて一定以上の業況悪化を来たした会社に対して、中小企業再生支援協議会の支援の下、1年間のリスケを実施するもの。

 

 

 

▷参考URL:新型コロナ対策融資と特例リスケ

▷参考URL:新型コロナ特例リスケジュールの実務について

 

 

 

――:CFO支援とはどのようなサービスですか?

 

氏家:「CFO支援」は、お客様によって様々な支援を行っています。事業計画の策定や、月次の経営会議資料の作成、原価計算の導入や、部門別損益の精緻化などです。私が主動する場合もあれば、これらの助言や問題が発生した場合の支援など、顧問のような支援を行う場合もあります。品質にはもちろん満足して頂いているようですが、それにプラスアルファで事業再生の専門家がすぐ近くにいることで、安心されている経営者が多いように思います。

 

 

 

 

経営者の想いを大切に、大手同様の高い品質を中小の値段で提供


――:M&A業務をされる上で、大切にしていることはありますでしょうか。ご経験談を含めてお答えください。

 

氏家:M&Aで最も大切にしているのは株主や経営者の想いですね。事業や製品、雇用などに対する想いを実現するために業務に取り組むことが最も重要であり、成功の近道だと思います。高い品質、迅速性、誠実性について特に拘りをもって取り組んでいます。品質面では、大手の高い品質を中小の値段で提供することを心がけていますね。M&Aは買手にとっても売り手にとっても、企業経営の中でもかなり重要な意思決定が必要となる局面だと思います。個人で言えば、結婚する時や家を買う時のような大きな決断をする時と似ていると思います。そのような重要な局面での情報は、ポイントが明確でわかりやすく、正確である必要があると思います。品質を高めることがM&Aを成功させることにとって重要であると考えています。

 

また、偏見かもしれませんが、良い経営者はせっかちであることが多く、とにかく早く情報を提供することを望んでおられることが多いように思います。過去にDDレポートを2週間ほどで仕上げて報告した時には、こんなにしっかりしたレポートをこんなに早く仕上げてもらったのは初めてだと仰ってくださり、それ以降もことあるごとにご連絡を頂けるようになりました。

 

 

 

――:税理士の方々と一緒にM&A業務を進めることも多いかと思いますが、M&A業務における税理士の役割をどのように感じておられますか。

 

氏家:税理士の先生はM&A業務を進めていくうえで非常に重要なパートナーだと思っています。会社のことをとても理解されていますし、DDに必要な資料を税理士の先生がお持ちになっていることも多いですね。ヒアリングする時も社長に伺うよりも、税理士の先生に伺ったほうが正確に理解できるようなことがしばしばあり、円滑にDDを進めるためには、税理士の先生の協力は大変ありがたく、不可欠だと思います。

 

また、税理士の先生は、会社のことをよく理解されているため、M&Aや事業承継を検討している場合に会社の相談相手となることが多いようですね。ただ、顧問税理士の先生にとってM&Aや事業承継は専門外であることが多いため、我々のところにお話を頂けることがあります。その場合に、ご紹介或いは、協業という形で会社をサポートさせて頂いています。

 

 

 

――:最後に、事業会社の担当者の方や事業会社をサポートする税理士等の専門家の方々へメッセージをお願いします。

 

氏家:事業承継やM&Aというのは、専門でやっていなければそう何度も経験できるものではないと思います。これらは株主や経営者の想いが非常に重要ですので、その想いを汲み取り業務に当たられると良いのでないでしょうか。また、事業承継やM&Aを成功させるには、適切な専門家が不可欠ですので、良い専門家と連係をとって進めることが重要だと思います。事業承継やM&Aを成功させることで、事業会社のご担当者や税理士の先生の業務の幅が広がるのではないでしょうか。

 

 

 

――:ありがとうございました。

 

 

 

 

 

[事務所概要]

事務所名:U&FAS

所在地:東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング6階

設立:2019年1月

代表者:氏家洋輔

主な事業内容:M&A・資金調達支援、事業再生・経営改善支援、株式価値算定、CFO支援

対応エリア:全国(日本国内)

URL:https://www.u-fas.com/

 

 

 

 

 

 


[掲載希望募集中]

ZEIKEN LINKSでは、本連載に掲載を希望するM&A専門会社(M&A仲介会社、M&Aアドバイサリー会社、M&Aマッチングサイト、税理士法人、弁護士法人、金融機関など)を募集しております。

ご希望の会社様は下記アドレスまで、お気軽にお問合せください。

お問合せ先:links@zeiken.co.jp

 


 

  • 2020.09.08
  • M&A案件

M&A案件情報(譲渡案件)(2020年9月8日)/土木工事業(中国)、電気機械器具卸売業(関東)、自動車販売(関東)、不動産業(売買/仲介/賃貸/管理)(関東)、飲食料品小売業(関東)

M&A案件情報(譲渡)がアップされました。

-以下のM&A案件(5件)を掲載しております-

 

●豊富な技術とノウハウを蓄積し官公庁や地元業者からの信頼が厚い土木工事会社

[業種:土木工事業/所在地:中国地方]

●安定した取引先を持つ、蓄電池の中間流通業

[業種:電気機械器具卸売業/所在地:関東地方]

●地場独立系の自動車ディーラー

[業種:自動車販売/所在地:関東地方]

●付加価値を付けた不動産売買に強みを持つ不動産会社(売買/仲介/賃貸/管理)

[業種:不動産業(売買/仲介/賃貸/管理)/所在地:関東地方]

●関東の食品宅配事業者。登録会員数約2万人。

[業種:飲食料品小売業/所在地:関東地方]

 

 

 

 

 

 

 

  • 2020.09.04
  • その他のお知らせ

具体例をマンガで解説!「中小M&Aハンドブック」を策定【経済産業省】

中小企業庁は、中小企業を対象とするM&A(中小M&A)を分かりやすく伝えることを目的とした「中小M&Aハンドブック」を策定しました。マンガを用いてわかりやすく解説しています。

 

〈目次〉

1.中小企業でもM&Aが可能です

2.M&Aには早期判断が重要

3.M&Aの流れについて

4.M&A専門業者について

5.M&Aプラットフォームについて

6.相談窓口

 

■詳細は下記サイト(経済産業省ウェブサイト)にてご確認ください。

https://www.meti.go.jp/press/2020/09/20200904001/20200904001.html

  • 2020.09.01
  • 閲覧ランキング

2020年8月に最も閲覧された解説レポートは?【閲覧回数ランキング】

【ZEIKEN LINKS(ゼイケン リンクス) 閲覧回数ランキング】

(集計期間 2020/08/01~2020/08/31)

 


1位 家賃支援給付金の詳細情報が公表(2020年7月7日)。制度内容は、給付額は、申請方法は。[新型コロナウイルスに関するM&A・事業再生の専門家の視点]

 

2位 【Q&A】解散をした場合の役員退職金の支給について[税理士のための税務事例解説]

 

3位 PPA(Purchase Price Allocation)の基本的な考え方とは?[経営企画部門、経理部門のためのPPA誌上セミナー]

 

4位 M&A各種契約書等のひな形(書籍『会計事務所の事業承継・M&Aの実務』掲載資料データ)

 

5位 新型コロナ対策融資と特例リスケ ~事業再生の専門家の観点から~[新型コロナウイルスに関するM&A・事業再生の専門家の視点]

 

6位 【Q&A】解散に際して支払われる役員退職金の課税関係[税理士のための税務事例解説]

 

7位 コロナ禍における飲食店の売上高や今後の考察。[新型コロナウイルスに関するM&A・事業再生の専門家の視点]

 

8位 【Q&A】居住用財産の譲渡に係る3,000万円控除から住宅ローン特別控除への特例選択の変更の可否適用を受けることの可否

 

9位 将来のCFO人材のためのM&Aの実務と必要スキル270[M&Aセミナーのご案内]

 

10位 「秘密保持等に関する誓約書」M&Aで活用できる ひな形(資料ダウンロード)

 

 

※Webセミナーの閲覧、Q&A解説の全文閲覧、資料ダウンロード等には、会員登録(無料)が必要です。

 


 

 

  • 2020.08.31

円滑な事業承継のための種類株式の活用【解説ニュース】

『円滑な事業承継のための種類株式の活用』についての解説記事がアップされました。

 

中小企業の事業承継で問題になるのが、相続人へどのように株式を承継させるかです。後継者が経営しやすいように後継者以外の相続人に対し議決権制限株式を利用するなど種類株式の利用は、検討したいものです。今回は種類株式についてまとめました。

 

 

[解説]

税理士法人タクトコンサルティング(吉濱 康倫/税理士)

 

 

 

 

 

 

  • 2020.08.31

従業員である相続人に退職金を支払った場合の債務控除の可否【税理士のための税務事例解説】

事業承継やM&Aに関する税務事例について、国税OB税理士が解説する事例研究シリーズです。

今回は、「従業員である相続人に退職金を支払った場合の債務控除の可否」についてです。

 

 

※このページでは「質問」のみご紹介いたします(回答は本文ページにてご覧ください)

 

 

 

[質問]

被相続人甲は、2020年2月に死亡しました。

 

相続人は甲の事業を承継しないこととし、甲が雇用していた全ての従業員を解雇し、退職金を支払います。甲が雇用していた従業員の中には、甲の相続人である乙も含まれています。

 

被相続人の死亡によって事業を廃止し、従業員を解雇していることから、乙以外の従業員に対して支払う退職金については、甲の相続税申告に当たって債務控除の対象になると考えます。

 

しかし、乙に対して支払う退職金については、相続税法第13条の規定により債務控除の対象とならないとの認識でよいでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 2020.08.28

M&A手法の選び方 ~必要資金、事務手続の煩雑さ、買収リスクを伴うか~【わかりやすい‼ はじめて学ぶM&A 誌上セミナー】

これからM&Aを学んでみたいという方に向けた入門解説シリーズ「わかりやすい!はじめて学ぶM&A 誌上セミナー」。第3回目のテーマは『M&A手法の選び方 ~必要資金、事務手続の煩雑さ、買収リスクを伴うか~』です。ぜひご覧ください。

 

 

[解説]

公認会計士 清水寛司